ごはんをつくる。
その第一歩は農作物の生産から。

2023年度の卒業研究発表会を開催しました！ ６つの研究室から72題のオリジナリティ溢れる研究成果が発表され、4時間に渡って熱い議論が繰り広げられました。 一年間の集大成として、それぞれの考え、創意工夫、達成感を感じ、また学生は失敗も含めて自身の成長を改めて感じる機会となりました。 発表後は「お疲れ様会」を開催し、大変盛況となりました。 また教員と学生による投票を元に、13名が優秀発表として表彰されました。 高校生の皆さんも本学科で、オンリーワンな研究をしてみませんか？

植物の眠れるチカラを引き出して新しい品種を作る!! 　遺伝子を介した生命活動はどんな生物にも共通しています。遺伝子の働きを知り、利用することで食糧や環境の問題を解決する新しい植物をつくり出します。 　私たちはこれからの世の中に必要とされる品種をより多く作り出すために、植物の遺伝子の研究をしています。新しい植物を作り出すためには個性豊かな植物が必要です。さまざまな個性をもつ植物を集め、それぞれの特徴を調べることで、植物がもつ遺伝子の働きを解明しています。

目に見えない微生物と植物のミクロな戦いを調べる！！ 　ヒトが病気になるように、植物も病気になることを知っていますか？　病気の原因となる微生物は1mmの10万分の１ほどの小ささですが、毎年８億人分の食料に匹敵する農作物が被害を受けています。　 病原菌から植物を守る！ 　私たちは、病原菌がどのように植物に感染するのか、そのメカニズムを解き明かすことで、農作物を病気から防ぐ新たな方法を研究しています。また植物を病気から守る味方となる微生物を探しだし、環境に優しい微生物農薬も開発しています。

<作物が農産物として成立するための仕組みを科学する!!> 　作物における生理・生態・形態の特性、栽培環境に対する反応、生産性や環境に配慮した栽培方法などについて研究しています。 <作物をよく知り、生産性を高める> 　農業分野にマイクロバブル技術を取り入れ、稲作などにおいて従来よりも生産効率の高い栽培方法の開発を目指しています。 　また主にイモ類における形態とその機能、環境に対する応答、成長の仕組み、栽培方法などに関して研究し、社会に貢献するための取り組みを進めています。

ムシ達の小さな愛のささやきを調べる!! ムシ達はヒトの様に言葉を話す事は出来ませんが、微量の「化学物質」を使って情報交換しています。交尾に必要な性フェロモンは、1グラムの1億分の1しかありません。私たちは、そんな性フェロモンが作られる仕組みを研究しています。 http://sites.google.com/view/setsunan-lae

土壌は、地球全体の平均ではわずか15-20 cmの地表面を覆う薄い層ですが、食料のみならず環境を支える重要な役割を担っています。そのため、土壌劣化を防ぎ、土壌の機能を最大限に発揮できるようにすることが必要です。 “ええ土”の特性を明らかにする 　マメ科植物と根粒菌の間の親和性を明らかにし、共生窒素固定を最大限に機能させる土壌管理を目指します。 　土壌の機能を最大限に引き出し、また持続可能となるよう保全するため、土壌の持つ特徴の解析とその改良方法等について研究を進めています。

おいしい野菜や果物をつくる!! 　園芸科学研究室では、野菜や果樹の成長過程や構造を明らかにして、生産効率が高く環境負荷の少ない栽培技術や新品種の開発をしています。 　土を使わず水と肥料だけでトマトやニンジンを育てる水耕栽培の研究をしています。施肥効率の高い培養液管理法の開発などを行っています。 　また果樹では、花が咲くために必要な温度要求量の評価や、ウメやアンズ､スモモといったサクラ属果樹の種間交雑を成功させる手法を研究しています。

おいしい野菜や果物をつくる!! 　園芸科学研究室では、野菜や果樹の成長過程や構造を明らかにして、生産効率が高く環境負荷の少ない栽培技術や新品種の開発をしています。 　土を使わず水と肥料だけでトマトやニンジンを育てる水耕栽培の研究をしています。施肥効率の高い培養液管理法の開発などを行っています。 　また果樹では、花が咲くために必要な温度要求量の評価や、ウメやアンズ､スモモといったサクラ属果樹の種間交雑を成功させる手法を研究しています。